Cappuccino

こちらはボーイズラブ小説の二次創作となります。
関心ない方、お子様は閲覧なさらぬようお願い申し上げます。

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「Cappuccino」 一話完結 ※18禁
YEBISUセレブリティーズ アルベルト×東城雪嗣

(2011.6.26 APACHE OFFICE 大創業祭記念おみやげSSを改稿したものです)

12/08 12:51 エビ創作見たよ!とポチ下さった非公開様、ありがとうございます。そして、いつも拍手下さっている皆様方ももちろん、ありがとうございます。

さてさて、全世界の一大イベント?!クリスマスももうすぐですね。
当事務所でも恒例のお得意先様とのコラボを…と思っていましたが、連休明けまで別趣味の演奏関連が忙しくなかなか時間が取れません。<泣 そのまま年末年始の事務所納めに入ってしまいそうですので、今のうちに単発で少し早めのクリスマスプレゼントを。

夏のオフのお土産に印刷してお渡ししたSSを元に季節モノへと改稿してみました。<恥
※ご出席下さった方には申し訳ございません、また来年オフで新しいの書きますのでどうぞお許しください。<笑

ほっこりあったかいクリスマス前のひととき。
リビングで、まだまだ新婚ムードな二人をどうぞ。


ではこちらから
     ↓






◇ ◇ ◇




「ねぇ、ユキ、僕のレザーのコートはどこにあるか知っているかい?」

12月のとある休日の朝、アルベルトはのんびりとソファーで寛ぎ、ユキはキッチンで朝食の後片付けをしている。

大きなツリーが飾られた広いリビングの開口からは、バウワウッ、と庭で走り回るスマイルの嬉しそうな吠声が響いていた。

「そろそろお召しになるだろうと思っておりました、丁度クリーニングから戻って参りましたので、玄関脇のフィットルームに出しておきますね」

水音の向こうから、いつもより少し大きな声で応える恋人が健気で可愛くて、アルベルトの胸中に一気に甘い気分が込み上げる。

「ありがとう、それから…昨日はマンマからカードは来ていなかった?二人で出したクリスマスのグリーティングにそろそろ返事が来る頃なんだが」

「スマイルの散歩から戻った時にはまだありませんでしたが、午後の配達の頃にまたmail boxを覗いてみましょう」

「頼むよ…あぁそうだ!シェービング・クリームの買い置きはまだあったかな?」

「切れておりましたでしょうか、それは気づかず失礼いたしました」

「いや、ちょっと聞いてみただけで、実はまだ大丈夫なんだ…ゴメン、10時のお茶には少し早いけどカプチーノを淹れてくれる?」

「はい、洗い物が済みましたらすぐお淹れします」

「ミルクは人肌に温めて滑らかに泡立たせて、あぁ出来れば小さなチョコレートも添えてくれ」



「アルベルト…あの…」


珍しくワガママを言う恋人をいぶかしく思ったユキが、キッチンから出て来て少し困ったように笑った。


「さっきからどうされたのでしょう、いつも穏やかで紳士的な貴方が今日は珍しくこんなに甘えて、いろんなことを次々におねだりされるなんて…」

エプロンの肩紐を外し、アルベルトの隣にきちんと膝を揃えて座る。

真っ直ぐにこちらを見るその視線に、アルベルトは慌てて尻をモゾモゾと動かし、恥ずかしそうに身体を起こした。

「ユキ…別に僕はその…君を困らせたいわけじゃな…」

「私は不器用な人間ですので、そんなに一度には用事を済ませることはできません、申し訳ありませんが、優先順位の高い重要なことから順番にもう一度仰って下さいますか?」

「ごめん、その…つまり…その、今すぐということじゃなくていいんだ…朝、気づいた時には君はもうベッドを抜け出してスマイルの散歩に出掛けてしまっていたし…帰ってからも朝食の支度や後片付けでとても忙しそうにしてるだろう?何を話し掛けても遠くてつまらくて…だからなにか頼めばこっちを向いてくれるんじゃないかと…」

「アルベルト…大企業のアジア統括責任者、いえ次期トップとも評されるお方が母親に泣きつく子供みたいなことをまさか本気で」

「ああ、そのまさか…僕は君の前ではまるでミルクが欲しくて泣いてる赤ん坊だ…こんな風にワガママで大きな『Baby』は嫌かい?」

手を引かれ、ユキがゆらり、とアルベルトの膝の上に導かれる。

「アル…」

「でも、君のミルクが欲しいのは本当だよ、せっかくの二人一緒の休日なんだから、もうそろそろ僕に構って、一番先にして欲しい最重要項目は…僕への熱いキスなんだ…



- - - - - -




「アル…っ、んっ…まだ、お昼にもならな…っ」

「愛し合うのに時間は関係ない、さっきは僕が君に散々ワガママを言ったから、今度は君が僕にたくさんおねだりをして…ほら、もっとこっちに」

腰に手をまわされ、二人の身体がさらに密着する。
すでに熱を含んだ素肌の上を、シャツの裾から潜り込んだアルベルトの手がねっとりと這い上がった。

「ん…はぁ、あっ…ん」

アルベルトの唇が喉や鎖骨の辺りに触れ、ゆっくりと下がってゆくのを感じて、思わず甘い喘ぎ声が零れる。

「君の肌は、とても柔らかくて、んっ…しっとりしてて、熱い」

「あっ…もう…んんっ」

お返しとばかりに、ユキが自分からアルベルトの唇にむしゃぶりつくように口づけた。

「ユキ、嬉しいよ…もう積極的に僕の行為に応えてくれて、君の胸にある小さな粒も僕に弄られてこんなにキュ、っと堅くなってる」

「い、言わないでくださ…んんっ」

ユキがアルベルトの激しいキスに顎を反らし、力が抜けそうになるのを何とか堪える。

「ミルクのように白い君のなめらかな肌をあわ立てて、可愛いチョコレートを摘みたいってさっき言っただろう?」

「んんっ、そんなこと言ってな…ああっ!」

ペロリ、と乳首を舐められるたび、痺れるような快感が下半身へとダイレクトに響いてユキは呻いた。


「…も、だめ…感じすぎて…あの、ソファーでは…ここではイヤ…」


「これ以上舐めたらチョコが溶けてしまうかな?大丈夫、このまま僕の膝の上に全部身体を乗せていい」

ユキの中心を刺激するようにアルベルトも雄々しく勃起している自分自身を充てて擦りつけてくる。

「あのね…ユキ、僕は夜のベッドだけじゃなくて、君が玄関で迎えてくれる時も、キッチンに立っている時も、いつでもエッチな気分になって困るんだけど…君は、どう?…んんっ、チュ、」

耳の中に舌を小さく出し入れする悪戯を繰り返しながら、その合間に息を吹きかけてアルベルトが尋ねた。

「っなこと、あるわけな…です…っ、も…ぉ…どうして貴方はいつも…ああっ、悪戯ばかり…んっ」

一際激しい刺激に、答える声を何度も遮られる。

「悪戯好きは子供の頃からだけど、甘えるのはマンマと君にだけだよ、ホラ早く腰を上げて」

クッションとアルベルトの胸板に挟まれ、ユキは身動きが取れなくなる。
言葉では嫌がりながらも、自分から腰を浮かせ、ついには下着まで剥がされるのが堪らなく恥ずかしい。

(だって、もう…キスだけで、濡れている…)

「や…ぁ…っ、こんなに明るいリビングで、脱ぐのは…イヤ、です…ん…ぁっ…」

がっちりと回された腕ですべての抵抗を封じられ、あちこちにやわらかくキスが落とされる。
拘束と愛撫、二つの甘い感触の対比に、ドロドロと身体が溶けてゆくようだった。


「どうして?二人っきりなのに…もっと、いっぱい…感じて…ユキ…」

「あう、はぁっ…アルベルト、あっ、あ…もう、おかしく、なるぅ…っ」

「ん、この声、この声が聞きたくて、朝からずっと堪らなかった…嬉しいな、君ももう十分欲情してくれてる」

「して…していますっ…私は、私の方こそ、朝シャワーから出て滴を拭いている背中に、玄関で振り帰ってキスをくれる貴方に…貴方を見るたびにいつも…」

「いつも、何?」

「その、は、恥ずかしい事を想像をしてしまって…」

ユキの絞り出すような声に満足し、目を細めてアルベルトが微笑む。


「まさか、それは本当?だったら嬉しいよ…最近、君はいつも涼しい顔で『明日は早くに会議がおありでしょう』とか『出張前は早くお休み下さい』とか、連れないことばかり言うからてっきり…」

「それは…んんっ、秘書の加賀美さんから、貴方の時間を任されておりますので…その信頼にお応えしなくては…と、つい…んああっ、」

「ユキ、もう黙って、そうでないと、親密な君と加賀美の関係に嫉妬してしまいそうだ」


嫌がる腰を構わずグッ、グッ、と下からリズミカルに打ち付けて、ユキの身体が思わず跳ねる。

「あっ、い…イヤです…昨夜もあんなに激しく何度もしたばかりなのに、お願い…も、…壊れちゃ…あっ、ん」

「ごめん、もしかして辛かった?…ん、じゃ今日はすぐには挿れないで、ちょっと悪戯して遊ぼうか?」

「え…」

恋人の何かを企む囁きに、心臓をドキリとさせられた。

「君の腕は細くて長いからギリギリ届くかもしれない、向かい合ってお互いに指を入れながら、前も触って…」

囁く声に導かれるようにして、ユキが片方の手でアルベルトの尻の割れ目におずおずと指先を這わせ、もう片方でそっと逞しい起立に触れる。

「こ、こうでしょうか?…んああっ!」

その手に合わせるように、こちらの同じ部分にアルベルトの手が触れてゆく。
互いに連動する動きが、余計に卑猥で欲情を煽った。

「いいよ…そう、ゆっくり、ね」

喉を開き、上がった息でコクコクと頷く。
中指の腹でアルベルトの狭間をそっと撫でると、自分の秘所にも一本、指がクッと入った。


「あ…ぁっ、…」

「フフっ、君と違って僕は初めてだから少し手加減してくれるかい?最初はそう、入り口を丸く撫でるようにして」

ソファと尻の間に手を差し入れ、アルベルトの指が入り口から3センチ程の所を浅く抜き差ししつつ解し始める。

「君はもう僕の中指を、クチュクチュとイヤらしく受け入れてくれているよ…もっと深く、掻き混ぜて欲しい?」

「んぅ…っ…は…」

アルベルトの指を途中まで飲み込み、前を弄られながら、手では露で濡れそぼったアルベルトの欲望に触れ、遅れまいと懸命に指を纏わせる。

「ん…」

「ユキ…さっきからヒクヒクして、すごい締めつけだ…」

「ん…ふっ」

つぷっ、と二本目が埋められると、思わずアルベルトのモノをギュ、と握り、締めつけてしまう。

「ユキ、上手だよ…あっ…僕のもそんなに扱いてくれて、こっちが先に我慢出来なくなりそうだ」

ポイントを狙ってリズミカルに押してくるアルベルトの指に翻弄され、ユキが快感に眉根を顰めた。

「わ、私も、貴方を、もっと良くしてあげた…い、んんっ…」

「ありがとう、でも無理をしないで…そっと指を充てていてくれるだけで十分に気持ちがいい…君の熱い吐息と、恥ずかしそうに僕を愛撫するその表情だけで射ってしまいそうだ」

そう言い終わる瞬間に、アルベルトが長い指を巧みに使い、前も後も激しくして、ユキの敏感な粘膜を余すことなく追い込むように擦り始める。

「あっん…ダメ、わっ、私の方が先…に、流されそう」

「ダメだ、もうちょっと我慢して…君のいやらしい可愛い顔をもっと見たい…」

高みに導きながら、頂上の一ミリ手前で焦らされ、このままでは頭が変になりそうだった。

唇を噛み、苦しい息を吐いた瞬間、じわりと涙が滲むのがわかる。

露の溢れる陰茎を緩く握られているだけでは物足らなくなり、ユキはついに自ら腰を振り立て始めた。

「ああっ、だめもう…っ、…アル…ぅっ…」

「そんなに大きく腰を振って…いつもは清楚な君が今日はとても大胆で素敵だ、じゃあペニスをもっと擦って、あともう一本うしろに指を増やしたらどんな喘ぎを聞かせてくれる?」

「あん、っ、そんなことをしたら…もうっ…」

尻に容赦無く三本の指を詰め込まれ、それぞれが不規則な動きで粘膜を刺激する。
グチョグチョと粘着質な音とともに追い上げるようなピストンをされると、チカチカと目の前に火花が散った。

膝立ちのままの不安定な体勢に内股の筋肉が震える。

エクスタシーの瞬間が近いのだ。

「あああっ、あっ、あっ、あっ、…ん、そ、それ以上シたら、出ちゃう、出てしまうっ!」

「ん、仕方ないね…もうイクの?…ん、じゃぁ可愛くおねだりしてごらん」

「お願いっ…イカせて、イカせてくださ…もっと、もっと激しく…あああっ!」


体重をソファーの背に預け、片手で互いの亀頭をぴったりと合わせ握り、アルベルトが一気にスパートを掛ける。


「はぁ…ああっ、あ…」


ドクン…ドクン…

と、それぞれに大きな脈動が起き、続いて何度も吹き上がる白濁が二人の腹に降り注いだ。

チュ、と鼻先を唇で啄まれ、ハァハァと胸を喘がせていたユキが行為の終わりを教えられる。



「いっぱい出たね、ありがとうユキ」

「もう乱れ過ぎて、どうかなってしまいそうで…」

「フフ、どうかなりそうなくらい、感じちゃったってこと?」

「ええ、その…貴方に触れながら、いつもより激しくされるのが…とても佳くて、素敵でした」


一息に言ってしまってから、あまりの羞恥に真っ赤になって、ユキがアルベルトの胸に顔を埋める。

「前も、後もとても感じていたものね…フフ、でも僕に触れる方は途中からすっかりお留守になっていた」

慌てて顔を上げ、ユキが申し訳なさそうに小さな声で謝った。

「す、すみません…あの、今度はきっと」

「今度ってことは、もしかしてクリスマス?大事な夜に君から誘ってくれるなんて最高に嬉しいけれど…でも本当はこれ以上、コッチにはあまり興味を持たれても困るかな」

「コッチって、あの…セックスに、ということでしょうか?」

調子に乗って恥ずかしい、はしたないことを口にしてしまった、と後悔してももう遅い。


ユキががっくりと肩を落とし、アルベルトの肩に額を載せた。

「ん、いいやセックスに興味があるのは大歓迎だ、コッチというのは僕の…」

フフ、と悪戯な瞳が笑みを浮かべアルベルトが自分のうしろを指差し、やがては二人声を出して笑い合う。

床に膝を付いたアルベルトが、想いを込めてユキの繁みにキスをした。

「アル…お願いですからもうやめてください…貴方の望むモノはもう全部差し上げたはずです」

驚いて足を戻そうとするユキの膝をしっかりと抑え、アルベルトがユキの腹に零れた白い精液をペロリ、と長い舌で舐め取る。

「愛してるよユキ…確かに早めのクリスマスプレゼントは今貰ったけれど、さっきの大事なオーダー、カプチーノがまだだ」

「でも、こんな格好ではすぐにはご用意出来ません…っ」

「心配ないよ、日に焼けた僕の褐色と雪のような君の白とを溶かして作る、甘くて美味しいカプチーノだからね」


戸惑うユキに小さくウィンクをして、アルベルトが抱えた腰を大きく揺すり上げた。


「泡立てた君のミルクはほら、まだココに、たっぷりある…」



fin.
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by apacheoffice | 2011-12-13 23:44 | Cappuccino | Comments(3)
Commented by uduki at 2011-12-15 23:20 x
一足早いクリスマスプレゼント、堪能させていただきました!
甘えるアルベルトが可愛い…とかほのぼのしてたら、あの「悪戯」!
こ、これはもしかしてリバフラグかっ!とハアハアしてたのですが、ユキがアルベルトに流されてしまってお預け、ちょっと残念です(笑)
でも、ひょっとしていつか…という期待と妄想をいただきました(爆)
久しぶりに濃厚なアルユキを読めてとってもドキドキ嬉しかったです。
有難うございました!
Commented by apacheoffice at 2011-12-16 17:05
udukiさま
お忙しい年末に(御自身のシリーズも順調に飛ばしていらっしゃるのに)合間に私のトコロにまでお運びくださり、本当に有り難くて恐縮で嬉し泣きです。
ええもう、戯れの愛の時間ですから、なにがどうなっても良いとおもうんです。
<愛においては合意のすべてはノーマル

と、書き出してみれば…ご指摘の通り、ユキがあわあわになっちゃって…
<いやソレしか書けなくて爆

情けないというか恥ずかしい。
またそのうちにご期待に添えますよう、二人だけの濃密な(○って○られての)愛の世界を書いてみたいな~と思ってます。
Commented by apacheoffice at 2011-12-18 20:04
12/17 21:36 何度読んでもイイです...と拍手コメに書いて下さった非公開さま
こちらに下さったのでしょうか、もうもう何より嬉しいお言葉ありがとうございます。
こんな○ってるだけの恥ずかしいモンに、本当に畏れ多い、申し訳ない…ああんっ(>_<)

でも、書く者をこうして励まして下さる、そのお気持ちが嬉しいです!
どうぞ来年も宜しく、またお遊びにいらしてくださいませ。

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