BLCD「是-ze- FINAL」(一条×下野 三宅×平川)

こちらはボーイズラブCDのお話となります。
関心ない方、お子様は閲覧なさらぬようお願い申し上げます。
ファン目線なただの雑談ですので、バレに失礼どうぞお許し下さい。

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ついについに大団円。
ひとつの伝説的な作品が、無事にシリーズの終わり迎えられたことを心から喜びたい。
志水先生、本当にご苦労様でした!ありがとうございました。

このCDと、あとは最終巻の全プレペーパーで本当のラスト、もう彼らに逢うことはないのだと思うと寂しい。
コミックスのみの作品で、こんなに嵌ったシリーズは初めてかも?

CD、全プレペーパー、ファンブック、雑誌付録CDと、とにかく追いかけるのが大変だったわけで…ただただファンは健気に一生懸命だったわけで…そんな自分を近衛によしよしして欲しいわけで…♪あ~あ~あああああ~
<誰かカボチャ持って来て謝って!

や、もうただただ自分がこんなに好きだったんだ!ってことを言ってるだけですが、ほぼ中身は語ってないので、CD内容知りたいかたはどうぞお帰りください。



では、いにしえの昭和のTV話まで持ち出して?!何言ってんだな酷いグダグダ。
よろしかったらこちらから
     ↓






これはただのファンタジーじゃない「奇跡を是とする物語」ですよ!
<だから人はそれを…爆

コニタン演じる力一の、これ以上ない晴れやかな「是だ…」を聴く為に、私は遙々こんな遠くまで来てしまったのかも知れません。

そして、今まで沢山の枝葉や花を、時に厳しく、時に美しく丁寧に描いて来た先生が、最終巻で一気に根から木のてっぺんまで幹を駆け上がるように、ぐわぁああああああっ!と物語を語り終えてしまったこと。

一杯に広げた美しい布を、スルスルッと引くように一気に仕舞ってしまわれたこと。

それがまたファンの心に「是」の世界を深く刻み付けてしまったように思います。

あと一回でホントに終わるの?と雑誌を追いかけていて思った私ですが。
本当に終わって驚いちゃった。<や、全然驚くトコじゃないんだけどね

先生が、世界のすべてを説明し、辻褄を余りにピシャリと合わせてしまったことで、ファンの惜しむ心がちょっぴり置いて行かれちゃったような…
<素直にもっと読んでいたかったって言え自分、笑

や、最初から全部出来上がっていた世界なのね。

人気シリーズの終わりは、こうでなくちゃ。
惜しまれない終わりは終わりじゃないよ。


潔い志水先生の筆力のお陰で、ファンも長い物語に決別することができる。

それは幸せなことなのだと、心から思う私です。

で、このCDはもちろん、すべての是CDはキャストの嵌りが素晴らしい!音楽もイイ!
この声の満足がなかったら、シリーズの満足度がこんなに上がったかどうかわからないくらい、是は本当にCDが良かったんだよね。

FINALもまず宇多と白波瀬、(中原さんとこおろぎさん)二人の儚い美しさに、思わず何度も泣かされちゃったよ!

そして一番のワル、悪役(といってもそこはそれだけじゃない)穂積のきーやんが巧み役者っぷりを発揮して、すご~く良かった!いつもの違う感じのこういう役、とっても魅力が出ててしかも若い~!<ソレ肝心

宇多が桃源郷から連れて行かれるのを、「ロザリーみたい」と言う人がいたけど、私はもっともっと古いモンを思い出してた。

<<以下もの凄い余談炸裂注意>>

N○Kの大河ドラマで、先代市川染五郎(現・幸四郎)主演の「黄金の日々」という作品があって…
<主人公はルソンすけざえも~ん!
その中の登場人物の中の一人、大泥棒の五右衛門。
<当時人気絶頂、アングラ黒テント根津甚八!

この五右衛門が、キリシタンの娘モニカ(夏目雅子)を見初めて大きな屋敷に忍び込み無理矢理犯してしまう。娘は男を許し…てな脇筋話があったんだよね。<まだ子供だったか細部はうろ覚え

二人は駆け落ちし森の中を逃げるうち娘は弱る。やがて男がクスリだと偽って差し出した毒蛇を(毒と知りつつ)食べた娘は、美しい顔が醜く腫れ上がり、ついには息絶える。←ココですよ

「奪われ、許し、愛し、死んで行く」

これぞ日本人が昔から大好き、悪に惹かれ心揺さぶられる滅びの美学。
(そして昔から萌えに最強日本○モ協会)

そしてこの「是」の中にもちゃんと、その「美しい滅び」があるからこそ泣けるんだ!

穂積は、歌舞伎で言う「モドリ」(善に戻る)というか完全な悪人じゃない。
実は、運命に翻弄されやむにやまれず…って、これも日本人には大事な要素。

こんな風に、まさか穂積×宇多の話で泣かされるとは思ってなかったけど、声になったことで、さらに壮大な物語に昇華していたことは間違いない!素晴らしかった!兄さま~~!

そして、忘れちゃイケナイのはなんと言っても和記。
一条さんの、あののらりくらり、抑揚のない和記の語り口調は、この不可思議極まりない「是」の世界観(を終わらせるの為)にどうしても必要だったとしか思えない。

そして、一条さんの本気、もの凄い入魂は随所で和記の言葉に現れ、私達を驚かせる…

真鉄(しもにょん)のコロコロとした狼の子。
(あ、エッチもちゃんと、真鉄ちゃん2声ほど可愛く喘いでサラッと終わり爆)

真鉄を慈しみ愛する和記の

「行くな…行くな…番のオレを置いて行くな!」と本心を吐露する叫び。

そして、腹の中が空になった力一を見て、より一段トーン下げて言うセリフ。

「不死身じゃなかったのか…生き神様…」

全く違う、もの凄い演技の振れ幅オソロシイ!
背中がゾクゾク痺れたよ!

近衛・阿沙利・真鉄の三人の紙の声を聴いて初めて「桃源郷」の意味がようやく解ったような気がするファン魂。

これぞ満足という名の境地。
<桃源郷だ


お話は原作通り、真鉄を起こす前までのところで完。
コミックスの書き下ろし「日々是好日」全員集合シーンが入っていなかったけど(キャストのことでも実質無理だったろうけど)物語の終わりはこれで良い。

回想シーン、これまでのCDからの各人の名セリフがラストにちゃんとあって、原作に忠実な声の世界大いなる大河が終わった…

と思ったら、ちゃんと最後に玄間×氷見が!
タイトルコールだけ、でこんなに二人イチャイチャしてどーすんの!

<確実に新婚イエス・ノー枕とフ○エルアルバムは貰ってる

オマケのドラマパート、と言いながら、これも「是」で書き残してはならない、大事な大事な補完が一つなされているんだよね。

本編の最初に描かれているシーンの続き、愛し合う二人が初めて言葉で「愛を告げる」その日のお話。

志水先生は、この「愛を告げる日」で、伝えたいことを全部伝え切り、ファン全員に応えてくれたんだと思えて泣けた。


ありがとうございました。
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by apacheoffice | 2011-09-04 02:27 | BLCD感想(サ行) | Comments(4)
Commented by t-m-pooh at 2011-09-05 17:41
迷ったんですが、コメントさせていただきます。

<いや、最初から全部出来上がっていた世界なのね笑
途中でもちょいちょい思ってたんですが、全くその通りの物語でしたね~。
だから、「これでお終い」と言われて惜しくても「はい」と納得してしまうしかないんですね。
寂しいですけど、力一と和記のつくった三刀家はきっとこの世のどこかで続いていってると信じようと思ってます。

久々のボロ泣き気持ち良かった~w
Commented by apacheoffice at 2011-09-05 21:32
さわちゃん、こんばんわ。

こんな、自分でも何書いてるのかわからない(しかもワケ解らん懐古ブチコミ)記事に、勇気を出してコメしてくれてありがとうございます!

読む人全員にこの「そこはかとない虚脱感」と「ひたひたと満ちる満足」をくれるのが名作の証だと思うんですよ。

その両方を書こうと思ったら、こんな妙な文章になっちゃった。
この気持ちの揺れも、愛おしいので、このまま置いておくことにします。<爆

きーやん、良かったね~、さっすがそちらのスターだ!
Commented by uduki at 2011-09-05 23:29 x
まさしく、最初から精緻に作り上げられていた物語なんだと思います。
すべてのエピソードが関連し合ってる。
最初の腕鍋が何で近衛だったのかとか、守屋がどうしてあんな性格になったのかとか、語り合いたい(爆)

ファイナルを意識してからは、何だかあっという間に終わってしまった気もしますが、ここに辿りつくまで5年。
和記の物語を、ずっとずっと待っていました。
そうしてその何年もの間に降り積もった過大な期待に、見事に応えてくれた作品であり、一条さんの演技だったと思います。
久しぶりに「萌え」でも「声」でもなく、演技に酔いましたよ。

「黄金の日々」そう言えば朧な記憶がありますね~
最も私は、根津甚八の五右衛門は覚えてたけど(刑の執行がショックだったみたい)、女性キャラはとんと記憶にないのですが(汗)
Commented by apacheoffice at 2011-09-06 01:30
udukiさん

ありがとうございます!
作品の人気とスケールから言えば、ファイナルを3枚組ぐらいの(コミックは2冊分くらい)ボリュームがあっても全然不思議じゃないですもんね。バランス的に。
<だからササッと纏められちゃった気分に…爆

でも、仰るように5年にわたって楽しませてくれて、満足をくれた、スゴイ作品と出会えて本当に幸せですね。

一条さんの色気はもちろん、演技の太さに泣いた忘れられない作品になりました。
お当番を待ち続けたファンに、最高のパフォーマンスをくれた一条さんに大感謝です~。

そして余談の「黄金の日々」反応ありがとうございます。
<覚えていて下さって嬉しい!

他の出演者は…李麗仙(こちらも黒テント、アングラ演劇の女王様)と川谷拓三と竹下景子と…今思っても芸達者揃い。
あ、やはり私もあのシーン、実はトラウマです。それくらい子供にも衝撃的な今なら絶対出来ない演出だと思います~。

結構自由な時代だった?<笑
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