ショコラノベルズ「散る散る、満ちる」読みました

こちらはボーイズラブ小説本のお話となります。
関心ない方、お子様は閲覧なさらぬようお願い申し上げます。
ファン目線なただの雑談ですので、バレに失礼どうぞお許し下さい。

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【あらすじ】
美形だが人の好過ぎる如月春水は、有能な部下である里見幸一に密かな想いを寄せていた。叶わぬ恋だと諦めていた如月だったが、皮肉にも里見の恋愛相談に乗る形で彼もゲイであることを知る。落ち込み泥酔した里見を送っていった如月は、勢いに押され彼と一夜を共にしてしまう。しかし翌朝、何も覚えておらず焦る里見に対し、傷ついた心を隠して平静を装った如月は、彼の恋に協力することを申し出て―。



ええと、凪良ゆう祭り緩く続行中~♪
今日は、凪良先生、王道チャレンジ!2010年の話題作。
<テニスの修○チャレンジとはひと味違うな

あ、ちょうどもうすぐ文庫化するの?
書き下ろしあるからまた買わなくちゃなんないじゃん。<爆

全く持って、この間の悪さ、これがユル祭りの醍醐味

ってことで、こちらから
     ↓






いやぁ、一軒家ってイイですよね。
小さくても庭があれば草取りは面倒、木だってあっという間にボウボウ生えまくる!
でも、一軒家の隣近所は一軒一軒独立していて、もちゃんと隣に建っているってのがイイ。

窓を開けると向こうも窓で…
この、たまらん昭和設定、○は男だ!以来、脈々とドラマで受け継がれてる手法だよ!<超嬉
それがまさかこんな所に吉川クン!時間ですよ!

で、その古い木製の桟を跨いでヒョイ、と入ってくる隣の男。<幼馴染み

で、この男が…この男が…

相手(攻)じゃない。<エエ~~~~っ

どっかで、安易にやっぱり受けが好きだったとか、その恋路を邪魔しに絡んで来るとか言うこともなく、最後までマジでイイ兄貴分のお助けマンってトコが、一筋縄では行かないナギラー(凪良ファン)をまた喜ばすのね。
<今、作ったよ!ソレなぎら~

ま、言って見りゃ参加者全員片思い、切なさを演出する最奥義ハチ○○設定?←スミマセン読んでないのに言ってますよ

攻めに最後まで思われちゃう「高橋クン」の体が、ちょいと軽くて、ただ爽やかクンってだけじゃなく、その無意識の微黒まで感じさせるところが凄いよね。<少数派万歳

好きな人がいる攻とセフレ関係、しかも恋を応援すべく手作り弁当まで作り、週末を過ごして庭の手入れまで一緒にしちゃう。

ソレってもう普通に恋人同士だろ!?と、読者の突っ込みを、さっきの榎本君が言ってくれるわけですが。
攻めの里見が、どの辺で恋に落ちたのかは、わざとハッキリは書いていない。

受けの如月春水(ハル)←出たよ名物カタカナ呼び、ようやく慣れた模様 

そのハルのグルグルした想いに付き合いつつ。

読者は切なくおもちゃの犬のキンピラになってジージー言わされる。<大爆イイじゃないか

窓の行き来ってだけじゃなく、出て来る弁当やら料理やら、ふとした人の仕草まで、描写がどれもこれもツボに嵌る。

ハルの気も知らずに、恋のアシスト弁当に(うまくいきましたの)Vサインされ、苦笑いでVサインを机の下でオドオド返してしまう…とか。

朝の同衾を(いつもの通り)窓から入ってきた榎木に見られて、シーって、攻めを起こさないようにそっと手だけで追い払うとか。

たまらん全部、絵が浮かぶわソレ!

テーマはやっぱり「再生」とかになるのかもしれないけど、裏テーマは「昭和なお茶の間ドラマ」じゃないかなと勘ぐる幸せ。<勝手にね

だって、最初の掴み、全スパンコールの衣装で女装、レトロなカラオケ営業接待の練習とか、ソレ絶対UFOだろ!ピ○ク・レ○ィーだろ!
と昭和脳をここまで喜ばす、こんな素敵な掴み見たことない。

片思いの男に女装を見られる、と言う大ショックも仕事だから、とどこか乾いた心でポジティブに乗り越えてしまうハルに、簡単には感情移入を敢えてさせない、全体を俯瞰で見ろと言われた気がした。<笑こういうお話ですよ、って

やっぱり「小説は出だしが全て」だな。
先走りが大事。<や、そういう事じゃない

このお話、最初のエッチの切なさも絶品。
凪良さんの書くエッチでひょっとして一番スキかも!
<ビリビリ来た!CDの配役楽しみです

そして、最後の最後、一番大事な遠距離恋愛の期間のあれこれを、端折って一気に地の文説明しちゃってる所が個人的には感動した。<わざと端折ったみたいに見事なテンポ

ま、これ書いてたら上下巻だけどね。
これをサラッと読者に投げちゃう、この潔さが私はコワイ。


あ、小説は始めが大事で、この感想は最後が肝心です。<笑
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良い子はこの本の後書きは絶対先に読まないでね!
だって、も~いろいろ書いちゃってあんだもん。

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by apacheoffice | 2012-02-09 23:54 | ちょっとおしゃべり | Comments(0)
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