「世界は光に満ちている」深井結己
こちらはボーイズラブ漫画のお話となります。
関心ない方、お子様は閲覧なさらぬようお願い申し上げます。
ファン目線なただの雑談、バレに失礼どうぞお許し下さい。

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いつかは語らなくてはと思っていたのですが。<笑
実は私が岩本先生以外でファンブロ立ち上げたいくらい好きなのはこの人、深井結己先生!

その深井先生の新作「世界は光に満ちている」

表題作は今、まさに心に響く内容になっているなと感じて…
その他の作品についても触れつつ、私なりの深井作品考のようなものを書いてみました。<笑

よろしければこちらから
     ↓



喜怒哀楽、苦しみ憎しみ、愛しさ辛さ後ろめたさ、恐怖に痛みに甘さに切なさに…

人間には一体どれくらい、感情の種類があるのでしょう?

人の表情は決して単純な感情で作られてはいない。

深井さんの書く顔は、そんな複雑な幾つもの感情に囚われた人間を抉り出していて素晴らしいよ。
(歪んだ顔ひとつで、すべての感情を一発魅せてくれるんだ)

かと思えば前々作の「ぎこちないけど愛だろう」に収録されてる小悪魔ミネくんの「正直スイッチ」に代表されるチ○ビストっぷりの素晴らしさ!前作「男の上手な泣かせ方」に至ってはチ○ビピアスですよ!チ○ビピアス!(2回言う)コッチの喜びメーター振り切れる~!

萌えだけでも、エロだけでも、痛いだけでもない、何を読んでも胸に大きな重い何かをズドンと突き刺されちゃうのが困るんだよね…

切なくて、大スキだ~!

私はこの人の「君の居る場所」で、ハッキリスッキリ、コッチの世界に戻って来たわけです。(その後、岩本先生の熱情シリーズで底無し沼に…)

この人の書く、複雑な感情の世界が心から「面白ろ辛くて」身悶える。
短編ならではの良さ、いろんな時代、いろんな職業、いろんな関係が次々に、これでもかといわんばかりに並べられて。

深井結己さんのご本って、一流ホテルのバイキングみたい。
どれたべても材料良し、味よし、で一冊でものすごい満足満腹感が味わえるんだよね。

どの話も、長編に耐え得る内容シチュエーションでありながら(書き込めばどんなに凄いかと思うのに)どのカップルにも深入りしないで、サラリと手放す潔さも良しだ。

自分にすら囚われない、その風のような「自由さ」が、深井作品を支えているように私は思う。

あぁ短いって素晴らしい。<爆
(長いのもイイんだけどね)

で、最新作「世界は…」について語るとですね。

まずは表題作「世界は光に満ちている」
第二次大戦中、墜落した米軍兵士(入隊前は画学生)と、肺を病んで故郷で療養している元、帝大医学生の恋を描いているんですが。

捕虜にならないように匿ううちに愛し合う、ってだけじゃなくて。
二つの命のともしび、戦争の痛み、どんな苦しい不幸な時代にも、ささやかな「幸せ」はあるのだと教えてくれてる。

なんかね、これが2011年3月12日付発行だと言うのが何とも言えず胸に来るよ。
(あの日の翌日だったのね)
何が起ころうとも、人の営み、幸せは何物も侵すことは出来ない崇高なものなんだ!

「上弦の月が沈んだら」
この本の中では一番、深井さんらしい受が出て来て嬉しい。
基本、コレsame time next yearな話なんだけど(七夕の日に毎年会う二人)攻めの子供から大人への成長も美味しいし、対する受の変わらない愛(相手は違うけどね)の痛みが美しい。
てかコレ親子○んぶ…ゴフォ、ゲフォ!切ないから全然無問題。

「象牙色の銀河」
これも書生服たまらん大正時代?なレトロ良い話。痛いのも多いのに、こういう純情話もすごく上手いし泣かせるな。ハレー彗星のロマンと激しいHが、攻めの筆名(文筆業)の件で銀河の彼方に美しく煌めく星になった感。<イイゾ

「契る花」
日本しっかり昔話。ファンタジーですから触手です。<無問題2
もののけじゃなくて、大木の。<痛そうです
六尺もたまらん攻めとの3ピ…<無問題3
雰囲気たまらん、こういうの。

「五月雨ふる抱擁」
学生寮の管理人と学生。昭和の学生運動っぽい匂いから始まって、平成までのテレビ小説。(いや夫婦善哉)黒いロイド眼鏡を見るたびに、しみじみ深井さんの「眼鏡愛」を感じるワケですよ。
しかもオッサン受愛もものすごく感じるんですよ。<ダブルの喜び

ノンケの大学生がオッサン妄想、開脚で誘う図を想像してオ○…ゴフォ、ゲフォ!
時たまこういう、ノンケが目覚める課程を嬉しいくらいクソ丁寧に描かれちゃうから参っちゃう。<だからスキ、大好き

あ、これラストの書き下ろし4コマも相変わらず可愛いし、カバー下もお楽しみ。

う~、ホントはこの調子で「祈る人」からずっと全作品語りたいけど、人迷惑なんで我慢。
<笑

ゲ○ビにゃ突いて(付いて)イケなくても、作品には一生ついていきます!
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by apacheoffice | 2011-03-31 03:17 | ちょっとおしゃべり
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