BLCD「空に響くは竜の歌声」 (小西×遊佐)
こちらはボーイズラブCDのお話となります。
関心ない方、お子様は閲覧なさらぬようお願い申し上げます。

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【キャスト】フェイワン(成長前) @近藤隆×龍聖@遊佐浩二、フェイワン(成長後) 小西克幸、龍聖の従者シュレイ@ 平川大輔、王族でシュレイを密かに愛する将軍タンレン@ 安元洋貴、王族(悪役?)ラウシャン@小杉十郎太 、同じく運命に翻弄され事件に巻き込まれる王族ユィリィ@ 日野聡とメイファン@ 代永翼

【あらすじ】銀行員の守屋龍聖は、ある日家の蔵でみつけた不思議な漆塗りの箱に入っていた銀の鏡から聞こえる声に呼ばれて、異世界へとトリップしてしまった。そこは竜王が治めるエルマーン王国。守屋家は、遥か昔にこの異世界の竜王と契約を交わし、『印』を持って生まれた男子を、竜王の后として遣わす代わりに、末代までの繁栄を約束されていた。何も知らされないまま竜王の下に来てしまった龍聖。そこには想像を超える波乱の運命が待ち受けていたのであった。

これね、ホント幸せですよね…

有名同人誌をAtisさんがピックアップして美麗イラストを付け、超豪華キャストでCD化。これにAさん演出まで付いて…

マジで、ゆ、ゆ、夢みたい~~!
<や、当たり前だよファンタジーなんだから


これってどんなこの世の幸せ?!正直心から羨ましいっなっ!

作品の幸せ、作者さんの幸せがダイレクトに、聴く者にビンビンと伝わって来て、今まで感じたことのないピンクの「幸せフィルター」が見えました。

まさか、ユーザーにこんな感情まで呼び起こさせるとは、制作者さんたちも思ってなかったかも。
私のようなブロガーも含め、今や一億総作家状態なわけですし、こんな幸せな企画、同人誌を知らない(商業オンリー)の読者さんにもきっとイイ影響があると思います。
<新鮮フレッシュ、何の束縛もなく広がる世界観!

と、ものすごい長文でジンヨン(竜王)並にブォ~っと鼻息荒らげて語っておりますが、よろしかったらこちらから。
     ↓







同人ですでに完結している大長編ファンタジー。
つまり、世界観(時空も現実も国も人も)もう、作者さんの頭の中で壮大に出来上がってて。
私達は、その世界のうーんと上の天空から、下界の巨大ジオラマを覗き込むような気持ちで楽しめばイイのね。

本当に久々に、原作とCDをセットでお歳暮に貰いたいよ!な作品です。
<いや大事な人に風呂敷に包んで持って行きたいぞ

で、肝心のお話は…ちょっと実際の舞台にしたらいいような、BLと言うことを除けば異空間(大河)歴史ファンタジー。
長い同人誌ですから、事象の細かい拘り、一つ一つの必然性、台詞一つに込められた揺れる想いが丁寧極まりなく紡がれてゆく。

それを、2枚でうま~く(途中までではあるけど)壮大に語られたのは素晴らしいことだと思う。

そこにプロの仕事が入ったわけで…同人CDはそれはそれで素敵だと思うけど、この作品は商業で聞けて良かったと心から思いました。

複雑な世界観を掴む為に、これからお手にとる方は、まずは一回CDをさらっと聞きましょうよ。
そして、間髪入れずに、原作をじっくり2回以上は読みましょうよ。<爆

そして、CDに戻って聞けばほら…

ものすごい幸せがやってくる!

そこのあたりも舞台と近い。
皆さんご存じかとも思いますが、舞台ヲタが何で同じ作品を何度も見るかというとですね。<余談キター
同じ空間は二度と無いというものあるけれど、こちらも二度と同じ人間じゃない、一度入った物語が受け手の中で成長してゆくからなんです。

その感じが、このCDでも楽しめるってのを言いたかった。

成長前のフェイワン(近藤クン)の身体は子供、頭脳は大人!なコ○ン君みたいな切ない状況なんですが。
二度目からはその台詞の奥に、小西フェイワンの声が重なって聞こえてくるんですよ!<美味し過ぎる特にHシーンが

本役(大人になってからの役者)に入れ替わるってのも、歌舞伎やミュージカルなんかのいろんな舞台で良くみるけれど、その瞬間ってどれもものすごい高揚感があるんだよね~。
一番有名なのが…ベルばらか!<余談キター2

オ○カルとア○ドレが剣の稽古をしながら太い木の幹の裏側に縺れ込んで、パッと出てきた所が大人になってるって、あの感じ。<大爆

それがこのCDのdisc1とdisc2の間に起こって、鳥肌立つわ!
むしろ尺があれば、「ええっ?」な瞬間までdisc1に入れて欲しかったよ!
<そこで何っ?となってCD震えて替えろ!って

大人になってからの、心が結ばれてからの絡みがもう甘くて蕩けそうなのもたまんないよ!
(しかもほぼ二人の息のみで体位やリズムまで全部を表現する声優さんスゴ)

その陰で平川シュレイの過酷で悲惨な運命と、儚い美しさがまたイイし、それをそっと見守り支える、タンレン安元の包容力、男らしさがまた泣ける。
<二番手ですかココをい笑

脇役も芸達者で固めて、同人らしい多少無理めな(産卵とか宦官とか制裁とか全部の)状況もすんなりこちらの胸に落としてくれるし。
原作でしっかり「ホルンのような」と書いてある竜の鳴き声(船の汽笛っぽいボゥォーーーッって音)も違和感なく聞こえたし。

そこで、満を持してもう一回原作に回帰するとね。

CDの先の物語にぜ~んぶ声が付いて3枚組×2ぐらいのお得感ありますから!<タカダの社長もビックリ、奥様、大満足ショッピング

この作戦、是非ともお勧め致します。

最後まで読むと、もうそこはBLじゃない。
それを超えた、いや動物や人間をも超えた愛の一大ファンタジーが胸に来る。
母になった龍聖がまたイイんだよね。
だって男らしい、おっとり大らかなお母ちゃんなんだもん!<大爆

欲を言えば、せっかく男ママなんだから、娘達が成長して反抗期?第二次性徴とかに戸惑ってパパとママでオタオタしちゃうとこなんか、見て見たかったな~!

も一つ言っていいなら(18歳で来るべき所を10年遅くなったってことで)28歳になってから異世界に来た龍聖のタメ口、普段のフランクな言葉遣いがちょっと幼な…<爆

もう少し大人の男っぽい普段言葉で貫いていれば、もっと萌えたと思うと惜しいかな。

でもお子様フェイワンとの関係は堅い敬語のままで凄く良かったし、大人になってからの変化は(そのへんの微妙な感性の違いは)こちらの年代もあるし。
商業だったら編集入る?から、むしろ同人っぽさを失わなくて良かったと言うべきか。

全体的にはもうもう満足。

そして、最後に何より最大級の賞賛をゆっちーに。

こんな役、やれる人他にいない。
私の持論、「いつでも何度でも遊佐浩二」が今新たな進歩を遂げた!

「いつでも何度でも、どんな世界でも遊佐浩二」だ。
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by apacheoffice | 2011-02-21 13:49 | BLCD感想(サ行)
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